Tsuki Koyomi

2010.2.1.月.

如月

【春風立って梅の頬】「如月」とはカレンダーにある2月のまたの名です。冬は去って春はもうすぐだけど、いまだ残る寒さへさらに重ね着をするから、「衣更着」もとい「きさらぎ=如月」となった説、この季節に草木が芽吹いてくる気配を「生更ぎ=如月」と捉えた説など諸説あります。旧暦(太陰暦)を2010年カレンダーに重ね合わせると十二月十八日から一月十五日にあたり、ここに旧正月を挟みます。こうして暦の上ではようやく新春がやってきました。「季節を分ける」と書く「節分」が、バラまかれる福豆と一緒に春の知らせを告げ、翌2月4日には「立春」が春一番とともに煙り上がってきます。つくしの子が恥ずかしげに顔を出す頃、ちょっと気どって恵方巻を西南西の方角に向かってかぶり付けば、福は春の足どりでやってきましょう。

春もやや けしきととのふ 月と梅  松尾芭蕉

沖縄が旧正月を祝う14日、東京ではチョコレイトが乱れ舞っています。さらに翌日の15日にはお釈迦さまトリビュートのおごそかな集まり「涅槃会」も催されたり、各地でタダならぬエネルギーが芽吹いてくるようです。ウグイスがホーホケキョと鳴きはじめれば、田畑にクワやらブルドーザーがゆるゆると動き始め、生の息吹は麗らかなリズムで梅の小枝と幼い娘の両ホホを色づかせましょう。

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