Tsuki Koyomi

2009.12.1.火.

師走

【御恩の鐘までもういくつ】日めくりカレンダーもいよいよ大詰め、何とも凄みのある極月=12月となりました。ここに旧暦(太陰暦)を透かしてみると、十月十五日から十一月十六日にあたります。この恐ろしいような極めつけの12月はまたの名を「師走」といいますが、せわしない年末の騒がしさにピッタリです。明治よりむかし伊勢神宮には「御師」なる神職があり、年の瀬になると神宮大麻(天照大神の御札)を配るために各地を駆けずりまわったとか、そこから「御師が走り回る」の意で「師走」になったといいます。もちろんこれも、諸説ある由来のひとつに過ぎません。暦を繰れば、クマも冬眠の枕を準備し始める「大雪」が12月7日に、12月22日には一年でもっとも夜の長い「冬至」が闇夜のビロードを広げて待っています。星月夜がもっとも厳しい晩には、ほかほかの柚子湯とホクホクのかぼちゃで備えるが吉です。
極月や 雪山星を いただきて  -飯田蛇笏
そうして年末は世界中の喜劇役者たちも大騒ぎ。「フォッフォッフォ!」のサンタクロースから、「泣ぐ子はいねが?」のナマハゲまで、笑ったり!泣いたり!子供はコドモで大いそがしです。ともあれ、除夜の鐘が御恩!と鳴るまで、煩悩抱えてよいお年を。
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