2025.06.24 |【観覧】Quyech Live in Tokyo 2025

MoonRomantic-Channel
2016年7月10日
読了時間: 3分

更新日：6 時間前

ベトナムのインディペンデント・シーンから、日本初上陸！

2017年、ギタリスト兼ソングライターのドゥック・グエン（Duc Nguyen）によって結成されたQuyech（クエック）は、ベトナムの音楽シーンにおいて唯一無二の存在感を放ち続けるプロジェクト。繊細で深い情感をたたえたメロディ、先鋭的でありながらもリスナーの心を揺さぶる楽曲構成により、国内外のファンから熱い支持を受けてきました。

デビューシングル『Doc Thoai（モノローグ）』（2018年）の発表後、瞬く間にインディペンデントなアートシーンで話題となり、2021年には長い歳月をかけて完成させた1stアルバム『Quyen Troi（天国の本）』をリリース。

本公演では、Quyechのブレーンであるドゥック・グエンに加え、ベトナムより実力派女性ヴォーカリスト4名——Linh Nguyen（リン・グエン）、DDETS、Mac Mai Suong（マック・マイ・スオン）、Thanh Tu Hua（タン・トゥ・フア）を招聘。さらに、日本からはジャズシーンを牽引する二人の俊英、福盛進也（dr.）と千葉広樹（b.）がサポートとして参加し、一夜限りの特別な編成でのパフォーマンスが展開されます。

Quyech

Quyech（クエック）は、ソングライター／プロデューサーのドゥック・グエン（Duc Nguyen）を中心とした音楽プロジェクト。感情の機微を巧みにすくい取ったサウンドスケープと、個性豊かなヴォーカリストや表現者たちの声を織り交ぜながら、リスナーを深い思索と情緒の旅へといざないます。

2020年に、ヴォーカリストゴック・リン（Ngoc Linh）を迎えてリリースされたフルアルバム『Quyen Troi（天の書）』では、「存在」や「意味の探求」といったテーマを幻想的な物語として描き出し、注目を集めました。続く2023年には、インストゥルメンタルEP『to the many years』を発表。人生の巡りや繰り返しといったテーマに、静かで内省的なまなざしを向けています。

現在は、新たなフルアルバムの制作が進行中。「希望」や「別れの余韻」、そして「新たな始まりの受け入れ」をテーマに、心に残る作品が生まれようとしています。すでに先行シングル『Loi Nhan（別れの手紙）』がリリースされており、台湾からサンプーイ（Sangpuy）とエリ・リャオ（Eri Liao）、ベトナムからニュー・クエ（Nhu Khue）が参加しています。

作品ごとに姿を変えながら進化を続けるQuyech。常に新鮮な視点と独自の音楽性で、世界中のリスナーの心に静かに響きます。

＜Guest Performance＞

HUGEN