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2011.8.26.金.

クルド系イラン人タンブール奏者一家ラアナーイー・ファミリー公演

初来日公演

6000年の歴史をもつ元祖撥弦楽器タンブールと歌
ヤヒヤー・ラアナーイー:全イラン芸術祭タンブール部門名誉ディプロマ賞受賞

出演:
ヤヒヤー・ラアナーイー Yahya Ranaei(父) タンブール、歌
シーリーン・モハンマディ Shirin Mohammadi(母) タンブール、歌
クーフザード・シューレシュ・ラアナーイー Koohzad Shooresh Ranaei(長男)
タンブール、タール、ウード、ディーヴァーン、キャマーンチェ、歌
プーヤン・ラアナーイー Pouyan Ranaei(次男) タンブール、トンバク、歌

19:00開場 19:30 開演  青山 「月見ル君想フ」

自由 前売 4,500円  当日 5,000 円 ドリンク別

オープニング・アクト 金子竜太郎 和太鼓

ゲスト: 慶九 Keiku タンブール、セタール、歌


イラン・クルド族の住むケルマンシャー州サハネ市は、古代よりタンブールという楽器が宗教的な場において用いられてきた代表的地域の一つです。 タンブールは、その原型が約6000年前の壁画にも描かれ、すべての撥弦楽器の先祖とも言われています。古くより聖なる楽器と考えられてきたタンブールの 音色と調べは、音楽と精神の結びつきが知られていた古代より現代まで、人々の尊重と共に伝えられてきました。

同市には家族全員がそのタンブールを奏でるクルド族のラアナーイーというファミリーがいます。彼らはクルドの音楽のみでなく、ペルシア古典音楽にも 造詣が深く、ケルマンシャー地方の大自然に育くまれるとともに、首都テヘランでも活動を続けてきました。彼らの奏でるタンブールの調べは、素人から音楽の 巨匠まで、イラン国内外を問わず、聴く人に深い感動を与えることで知られています。

一家は地方都市からテヘランへの移住始め、様々な困難を乗り越えながら、常に音楽を奏でる道を選択してきました。生命力の強さと、肯定的、また 温和な性格は、彼らの音楽が愛されてきた理由の一つでもあります。類まれな才能を持った家族が音楽で一つになる姿をご覧いただくとともに、美しく強く心に 響く音楽をお楽しみください。


メンバー:


◎ヤヒヤー・ラアナーイー Yahya Ranaei(父)
1962年生。12歳の頃、当時最も優れたタンブール奏者であった故セイエド・アムロッラー・シャーエイブラヒミ師に師事。14歳の頃、シャーエイブラヒ ミ師の弟子であった故セイエド・ハリル・アリネジャド(最も名を馳せたタンブール奏者の一人)含む弟子兄弟たちとの12人のタンブール・グループが結成さ れ、最年少でグループに所属。王制時代に結成されたこのグループは、イランで初めて公の場で演奏を行ったタンブール・グループとして名高く、イラン地方都 市やテヘランのオペラハウスと言われる大ホールでも演奏を行い、古代のタンブール楽曲の録音を多く残している。1975年の全イラン芸術祭において、タン ブール部門で名誉ディプロマ賞を取得。1977年より一年間ほど、国営放送のプロジェクトにより30~40名ほどの生徒を抱え、タンブールを教える。息子 2人誕生後、テヘランに移住し、タンブールとセタールの工房を構え、タンブールを教える。1989年、再びタンブール・グループのコンサート活動を開始 し、シリア、トルコで演奏。子供たちが小学生くらいになり演奏できるようになると、テヘランや地方のホテル・文化会館・大学等にて家族4人、またゲスト ミュージシャンと共に、コンサートを多数行う。

◎シーリーン・モハンマディ
Shirin Mohammadi(母)

1968年生。幼少の頃より、タンブールの旋法・マカームの歌を現在最も多く記憶する実父の歌を聞いて育ち、後に夫にタンブールを教わる。美声を持つ父親 に似て、優れた声の持ち主であり、後に巨匠ホセイン・アリザデ氏(2002、2004年来日)やアフサーネ・ラッサーイー女史(2004年来日)のペル シャ古典声楽の手ほどきを受ける。テヘラン移住後、夫と共に設立したタンブール&セタール工房で自ら楽器制作を始め、イランで初の女性タンブール制作者と して免許を取得。タンブール奏法を習得してからは自ら生徒を持ち、イランで初めての女性タンブール・グループを結成し、テヘランにて大々的にコンサートを 開く。その他、夫や息子たちと共にコンサートを多数行う。2008年春、自身のホール「ザマーヴァン」にて行われた「先生の日」の祝賀祭のため、ソロコン サートも行っている。

◎クーフザード・シューレシュ・ラアナーイー
Koohzad Shooresh Ranaei(長男)

1986年生。幼少の頃よりタンブールを父に習い、後に巨匠ホセイン・アリザデ氏に才能を見出され、イラン撥弦楽器タールを学び始める。アリザデ氏の一時 フランス移住を機に、最も優れたタール指導者の一人、ファリボルズ・アズィズィ氏に師事し、その後タハマスビー氏にも師事。10代前半期より数々の音楽 フェスティバルにおいて優勝し、現在は得意とする即興演奏や作曲を行い活動。2008年、自作曲と即興演奏をアリザデ氏の監修下に録音、2009年CD作 品「アスィール」をリリース。2010年7月、テヘランにて大々的に開かれたイラン若者音楽フェスティバルにて、4つの楽器部門で参加。そのうち、ター ル、タンブール、ディワン部門で一位となり、イラン古典音楽、地方伝統音楽、西洋音楽全部門の演奏家の中で、トップの座を獲得。イランの大統領より直接表 彰、また故郷のケルマーンシャー地方でも表彰され、「イラン暦1389年の秀才人」のリストに名前が挙げられている。

◎プーヤン・ラアナーイー Pouyan Ranaei(次男)
1988年生。幼少の頃よりタンブールを父に、トンバクを故ダリウシュ・ザルガリ氏に学ぶ。小学生の頃より、両親や兄と共にコンサートを多数行う。10歳 の頃、アリアクバル・シェカールチー氏にキャマーンチェを学ぶ。現在、テヘランの大学にて音楽を専攻。また、母親の美声を受け継ぎ、イラン古典声楽も習得 中。

◎慶九 Keiku

1996年よりアメリカ・ボストンにてワレン・センダース氏に、2003年~2006年にヴィーナ・サハスラブッデ女史に北インド古典 声楽家を師事。1999年より、歌い手として活動。2004年、イラン音楽の巨匠ホセイン・アリザデ氏のグループが来日し、それまで持っていたイラン音楽 への興味が増し、2007年、イランへ語学留学。アフサーネ・ラッサーイー女史(2004年、アリザデ氏と共に来日)にペルシア古典声楽を、セタールを、 ディナ・サッファーリー女史に手ほどきを受けた後、クーフザード・ラアナーイー氏に師事。タンブールを、ラアナーイー・ファミリーに師事。現在、テヘラン の国立芸術大学・イラン音楽演奏科に所属。

・前売チケットのお申し込み、お問合せ: Real & True

Real & True にメール(名前・住所などの聞き間違いをなくすため、できればメールで)或いは電話 03 3728 5690にてお願い申し上げます。mubig@bigstream.co.jp 宛まで必ず、お名前、ご住所(郵便番号も)、ご自宅お電話番号、ご希望公演日、ご希望枚数をご連絡下さい。

尚、以下URLにてチケット郵送に関しての注意事項をご覧下さい。
http://www.bigstream.co.jp/music/tickets.html
企画:狩野泰一、金子 竜太郎、Office Ohsawa
制作:Office Ohsawa
協力:国際交流基金、アース・セレブレーション実行委員会、MTJ、ワンエイトクリエーション
制作協力:プランクトン

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